小説「1兆円貸します」

私の未完の小説群の中に、「1兆円貸します」というのがあります。

あらすじ:ある日一通の手紙が何人かに送られてきます。中身は「1兆円を1年間お貸しします。1年後に1兆円だけお返しください。どのように運用されてもかまいません。1年後に1兆円指定の口座に振り込むことだけが、ただ一つの条件です。返済時に1円でも少なかった場合は、あなたの命がなくなるというルールです。」

この1兆円をめぐって、何人かの投資家が繰り広げる金融ドラマです。
結構、シリアスな内容なので、書き手の知識が伴わず、あえなく断筆状態ではありますが、この話のバックには金利計算が大きなウエイト占めているのです。

元々、この小説を書こうと思った時期は、1980年代で定期預金の金利が6%もあった時代です。
100万円を預けれが、1年半後には、9万円もの利息が付いたんです。
これをネタにして、定期預金金利だけを稼ごうとする堅実派の人間と、株の相場を大胆に動かそうとするものと、これを原資にして会社を興し大儲けをたくらもうとするものなどを登場させて、最後の結末は?と書くはずのものでした。

金利が高かったからこその発想なんです。
でも、今は当時の誰しもが考えもしなかった低金利時代です。
今の金利水準では、利息そのものに全く魅力がなくなっていますよね。
物語も一つの要素が消えてしまったというわけです。

翻って、現在の金利をメガバンクの公表ページで見てみると、なんと驚きの「0.01%」です。
つまり1000万円1年間定期で預けると1年後の利息は税金を引かれると、手取りは800円を切ることになります。スーパー定期預金という商品がありますが、まさにスーパーな利息ですね~~~~。

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