ヘッドライト・テールライト

2000年にリリースされた中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」が今、再び、注目されています。
TBS系日曜劇場「下町ロケット」の挿入歌として、実に効果的に使われています。
広大な稲作風景を映し出し、夕焼けの荘厳なる輝きを意識したワイドな画面構成の中、この曲が静かに流されます。

ストリングスの編曲がドラマチックに構成されており、オリジナルよりはるかにゆったりとしたテンポでありながら、重量感を感じさせる演奏も相まって、感動的なシーンのさらなる演出者としての存在感を感じます。

やはり、メロディーが優れているものは、心に響きますね。
(同じような感覚を持ったのは、ビートルズのイエスタデイです。原曲は、サ行がきついロックでしたが、今回と同じようにストリングスでゆったり演奏する曲に出会って、なんていい曲だったんだと思った記憶があります。)

何より感性に訴えるのは、無理のないメロディラインにあります。
流れるような感覚は、意識を邪魔することなく自然に体に浸み込んでくるような優しさがあります。

ドラマに不可欠な緊張感の漂う場面のオンパレードの中にあって、時折挟まれるこの曲のおかげで、視聴者はゆったりした気分を取り戻せるのだと思いますね。
そして、また始まる新たな展開にも、容易に気持ちを集中できるいわゆるリフレッシュ効果があるのです。

二週連続で挿入された壮大なコーラスによる「ヘッドライト・テールライト」を聞いているうちに、原曲を聞きたくなって、iPodで再生してみました。
すると、不思議なほど、オリジナルの良さが痛烈に胸に迫ってきます。
この感覚を与えてくれるのもまた、中島みゆきの凄さのように感じました。

とにかくいい曲です。ドラマも原曲もお楽しみください。

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