コンビニ御三家研究-1 ローソン

コンビニ御三家の中では今一番方針が見えないのが、ローソンでしょう。
ここもご多分に漏れず、吸収合併を繰り返してきて、多店舗出店にも力を入れていますが、いま一つ決め手に欠けています。
あまりに吸収合併の相手を細かいところも含めてしまったために、販売地域の重複が生まれてしまい、ローソン同士の食い合いになっているのです。

そのため、最近の大型合併で手中に収めたスリーエフは、店舗名を変更する時に、わざわざ「ローソン・スリーエフ」を名乗っています。 これで、若干の差別化に加えて、旧スリー・エフの顧客を引き留めておこうという魂胆なんでしょう。(少し、姑息な気もしますが…)
しかし、Tカードが使えなくなってしまった弊害は大きく、PONTAカードの使用だけでは不利は否めません。

しかも、スリ-・エフ独自の企画で好評だったスイーツをやめてしまい、ローソンのオリジナルをメインに出すなど、戦略がいま一つはっきりしません。
何のためのスリーエフ買収だったのかのゴールが、明確にビジョンされていない証拠です。

もう一つ感じるのは、陳列棚の配置が今一つしっくりこないことです。
ファミリーマートにしてもセブンイレブンにしても同じく工夫を凝らした陳列を行っています。
勿論ローソンも工夫しているのは間違いありませんが、その成果が出てない、つまり、ぱっと見インパクトがないんですね。

今時従業員はみなほぼバイトで賄っていますので、バイトの訓練にどの程度時間をかけているかで、店の魅力度が大きく異なります。
だから、同じチェーンの中でも当たりはずれが出るわけですが、ただ、マニュアルをきっちり整備して遵守させればよいかといえばそれは間違いです。

人間味のある接客がいかに自然の動作の中で生まれるかを研究して、それを無理なく励行させることが出来たところが勝ち組になるのです。
この言葉を読んで、何も感じなければそこのチェーン店はもう終わりと思ってよいくらいの重い内容の示唆です。
さ、皆さんの判定はいかがですか。

次回は、ファミリーマートの現実
次々回は、セブンイレブンのプライベートブランドだらけ
が、テーマで記事をアップします。

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