珍しい雲

今日、超が付くほどの快晴の下、富士山・朝霧高原に行ってきました。
本当に晴れ渡っていて、富士山が麓から頂上まで全くガスがかかることなく、一日中見ることが出来ました。
ここのところの大気の擾乱(じょうらん=激しくかき乱されるさまを表現する言葉)は特に激しく、かなり強い風が吹き荒れていましたので、その関係で、朝霧高原のパラグライダー練習場では、飛行に適さないほどの強風という判断で、一機も飛んでいませんでした。

下降気流に合うと、パラグライダーは浮力を容易に失いますので、賢明な措置だと思います。
そんな強風がもたらしたものとして、珍しい雲が東西に長く伸びるのを観察できました。
雲の名前の分類には当てはまらない形です。

飛行機雲が広がった形をイメージしてほしいのですが、普通の飛行機雲の約20~30倍に幅で、ハケで描いたような繊細な模様ではなく、密度の濃い白い雲があたかもペンキで一直線に描いたような模様なんです。
これはかなり珍しいですね。

残念ながら高速道路を運転している最中の出現でしたので画像は残っていませんが、かなり強烈なイメージが脳裏に焼き付きました。
これまでも、彩雲や日暈などの雲についてはブログにアップしてきましたが、さすがにこれだけ珍しい幅広い雲は、今までお目にかかったことはありませんでした。

雲は一定の風が乱れずに吹いていれば、その風向きに直角に出現します。
つまり、何本も平行になっている雲は、その場所に直角に風が吹いているのです。
これは、観天望気の基本ですので、登山やヨットをする方などは、知っていると案外役に立つかもしれません。

自然現象はじっくり観察すればするほど面白いことが分かってきて、実に深いですね。
気持ちの余裕が少ない時こそ、空を見上げてみましょう。

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