電子オルガン
エレクトーン ビクトロン ドリマトーン テクニトーン エーストーン カシオトーン ハモンド ミュージックアトリエ
さて、いきなり問題です。これらは電子オルガンの商標ですが、今残っているのはどれとどれでしょうか。
またそれらのメーカー名をお答えください。
業界にかかわっている方には簡単すぎる問題ですね。
音楽教室の先生の中では、機械系が好きであれば何でもなく答えられるでしょうが、促成培養された先生とか、或るメーカー系の音楽教室の出身者には、難しい問題でしょう。
まず、歴史・知名度に於いて絶対的なのがエレクトーンです。これヤマハの登録商標です。
ただ、日本での電子オルガン第一号は、ビクトロン(の前身)と言われています。
ヤマハに対抗する楽器メーカーと言えば河合楽器ですが、ここが出したのはドリマトーンです。
ドリマはドリームから来ているのですが、チィっとネーミング的には練れていないですね。やはり、エレクトリックからきているエレク+トーンの方が、響きがスムースです。
ちなみにドリマトーンは、現在作られていません。
ビクトロンは、「音響機器メーカーの」と枕を振れば、「アぁ」と思う方も多いはず、そうビクターですね。
これも、教室まで整備しましたが、結局鳴かず飛ばずでした。もちろん、もう販売していません。
次に、創始者が同じというヒントでピンときたら、あなたはかなりのツウですね。
その創始者の名前は、梯郁太郎 さあこの苗字を読めますか。「カケハシ」と読むんですね。
梯郁太郎は、エース電子工業を創業し、楽器メーカーへのOEM販売も行っていました。相手先にはあのハモンドや当時の松下電器があります。エース電子工業は、エーストーンの商標で、グループサウンズ真っ盛りの頃にはキーボードのロゴはエース一色だったような記憶があります。
しかし、梯はエース電子から飛び出しローランドを設立しました。
そこの製品がミュージックアトリエです。このミュージックアトリエは、シェアは取っていませんが、とにかく音が良いんです。機会を見つけて、ぜひ生で聞いてみてください。
そして、少し異端的存在がカシオトーンです。ご存知G-SHOCKで有名なカシオ計算機の製品です。
その持てる電子技術で異色の商品を発表し続けるパワーは衰えていず、ローエンドからハイエンドまで、豊富なラインアップを誇っています。それだけ、根強い購買層がいるということですね。
最後に残ったテクニトーン、テクニクスと言えばオーディオブランドと名を馳せた旧松下電器、現パナソニックですね。松下電器は真似した電器と揶揄されるほど、ヒット商品ジャンルへの参入が早いので有名ですが、それなりの商品形態を作り上げてしまう総合力は大したものです。
ただ、流石にオルガンは良いところまでいった製品を出してはいましたが今は撤退しています。
ということで、全部の商標について駆け足で触れてみました。小ネタのつもりが大ネタになってしまいました。
「へぇ~~~~」と思っていただけたでしょうか?
さて、いきなり問題です。これらは電子オルガンの商標ですが、今残っているのはどれとどれでしょうか。
またそれらのメーカー名をお答えください。
業界にかかわっている方には簡単すぎる問題ですね。
音楽教室の先生の中では、機械系が好きであれば何でもなく答えられるでしょうが、促成培養された先生とか、或るメーカー系の音楽教室の出身者には、難しい問題でしょう。
まず、歴史・知名度に於いて絶対的なのがエレクトーンです。これヤマハの登録商標です。
ただ、日本での電子オルガン第一号は、ビクトロン(の前身)と言われています。
ヤマハに対抗する楽器メーカーと言えば河合楽器ですが、ここが出したのはドリマトーンです。
ドリマはドリームから来ているのですが、チィっとネーミング的には練れていないですね。やはり、エレクトリックからきているエレク+トーンの方が、響きがスムースです。
ちなみにドリマトーンは、現在作られていません。
ビクトロンは、「音響機器メーカーの」と枕を振れば、「アぁ」と思う方も多いはず、そうビクターですね。
これも、教室まで整備しましたが、結局鳴かず飛ばずでした。もちろん、もう販売していません。
次に、創始者が同じというヒントでピンときたら、あなたはかなりのツウですね。
その創始者の名前は、梯郁太郎 さあこの苗字を読めますか。「カケハシ」と読むんですね。
梯郁太郎は、エース電子工業を創業し、楽器メーカーへのOEM販売も行っていました。相手先にはあのハモンドや当時の松下電器があります。エース電子工業は、エーストーンの商標で、グループサウンズ真っ盛りの頃にはキーボードのロゴはエース一色だったような記憶があります。
しかし、梯はエース電子から飛び出しローランドを設立しました。
そこの製品がミュージックアトリエです。このミュージックアトリエは、シェアは取っていませんが、とにかく音が良いんです。機会を見つけて、ぜひ生で聞いてみてください。
そして、少し異端的存在がカシオトーンです。ご存知G-SHOCKで有名なカシオ計算機の製品です。
その持てる電子技術で異色の商品を発表し続けるパワーは衰えていず、ローエンドからハイエンドまで、豊富なラインアップを誇っています。それだけ、根強い購買層がいるということですね。
最後に残ったテクニトーン、テクニクスと言えばオーディオブランドと名を馳せた旧松下電器、現パナソニックですね。松下電器は真似した電器と揶揄されるほど、ヒット商品ジャンルへの参入が早いので有名ですが、それなりの商品形態を作り上げてしまう総合力は大したものです。
ただ、流石にオルガンは良いところまでいった製品を出してはいましたが今は撤退しています。
ということで、全部の商標について駆け足で触れてみました。小ネタのつもりが大ネタになってしまいました。
「へぇ~~~~」と思っていただけたでしょうか?
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