ドラマ最終回二時間づくし

今クールの最終回は、二時間がはやりましたね。
もちろん、平昌オリンピックの放送時間とかぶったために一週お休みした影響で、二時間にせざるを得なかったのが大きな要因ですが、二時間ともなると、腰を据えて見ることになるので、それなりにまとまった時間が必要になります。

二時間枠で一番難しいのはなんだと思いますか。
それは、中身を薄めずに番組を持たせられるかということに尽きます。
一時間枠の二倍という考えは通用しません。3倍の濃さを実現する必要があります。

原作が有っても、それを使って脚本化するには、一時間枠用のキャパしか持っていない脚本家では、中身の良いものは作れません。
それは、ミニ番組の一時間枠拡大版を見れば、理解できます。

ミニ番組は、ぎりぎりのエッセンスを求めた末に出来上がっていますので、中身が濃く要領良くまとまっています。
それを、一時間枠にするとどうなるかと言えば、小出しのバラエティを積み重ねたような唯ネタを垂れ流す番組に堕しかねません。
ここいら辺の塩梅を上手くかじ取りができるプロデューサーがいれば、「見て良かった」番組になるんです。

二時間枠ではないものの「アンナチュラル」の最終話は、素晴らしい出来でしたね。
石原さとみの存在感を微妙に前面に押し出しつつ嫌味にならない範囲での強い口調の演出が功を奏していました。
法医学関連のドラマは幾つも見てきましたが、「執拗に」という言葉が常について回るような一つのテーマを追いかけるだけの展開が多いドラマの中で、「アンナチュラル」は軽快に駆け抜けた印象があります。

やはり見終わった後に良い余韻を残してくれるドラマは、私の中の得点はとても高いものがあります。
無暗に二時間枠に走らなくても、きっちりと作りこめば「このドラマはシリーズ化して欲しい」との期待を視聴者に持たせられる力を持てます。

これで成功したのが、松潤の「99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ」でしょうね。
今回は木村拓哉の「BG~身辺警護人~」を視聴率で大差をつけて突っ走りました。
これは脚本だけでなく、メインキャストのとぼけていて少し醒めた雰囲気が良い味を出していました。
これはまた、第三弾を期待してしまいますね。

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