ラーメンや「ウリ坊」

東京メトロ日比谷線神谷町4番出口至近に、「ウリ坊」という名のラーメン屋が有ります。
今日初めて入った店でしたが、これは当たりでした。久しぶりですね、当たりのラーメン屋は!

皆さんは初めてのラーメン屋に入ったときに、なにを注文するようにしていますか。
塩ラーメンがメニューにあれば、まずそれを注文してください。
塩ラーメンというのは、その店の実力が一番端的に出るのです。

微妙な按配が必要な塩味は、常に同じ濃度を出すことが難しいのですが、それ以上に、ただ塩の味がするのではなく、美味いとさらっとした感覚を感じさせてくれなければ、それは塩ラーメンとは言えません。
近年はやっているコってり系のラーメンチェーンでは、これが塩ラーメン?????とクエスチョンマークが盛大についてしまうようなものを平気で客に出しているところが有ります。

これは実はサッポロ味噌ラーメンにも言えることで、豚骨系のチェーンが始めた味噌ラーメンは、正直言ってみその名を冠して欲しくない味です。

その点この「ウリ坊」は、見事なまでに塩ラーメンでした。
美味いうえに、スープが必要以上に主張していないし、かと言ってやわいわけでもないまさに丁度良い「塩梅」のスープなのです。先程最初に使った「按配」と「塩梅」の違いがここに出てきているのです。

ラーメンは作り手のその日の体調で味が変わると巷間言われていますが、それはあくまでも微妙を通り越して「精妙」なレベルでの話です。プロの職人ならば、そんなものは最初から考慮する必要がないほど自然を感じ取って仕込みをしてるし、また、それができるからプロでやっていけるのですね。

つまり、体調云々と言われているのは、感性が磨かれていないまま促成栽培で店主に成れるチェーン店主に多くみられるんです。
まして、煙草を陰で吸っているようなラーメン店には、私は絶対に入りません。
煙草は舌の味を感じる味蕾(みらい)という組織を麻痺させてしまいます。そういった基本的な事を知らないラーメン屋なんて!ということです。

そんなことを一瞬で考える人間の頭ってどうなっているんでしょうね?なんて事を考えながら食べてしまいました。


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