ドラマ「陸王」

今クールのドラマの予約一覧に、もう一本加わりました。
TBS系日曜ドラマ「陸王」です。

役所広司が何しろ素晴らしい演技で、迫ってきます。
また、阿川佐和子が仕事上のパートナーとして、良い味をふりかけてくれていますね。
芸達者が複数揃うと、それだけで現場の雰囲気が変わってくるのでないかと思えてなりませんね。
ドラマは、原作と脚本と演出と俳優のすべてが良いことが、基本です。

この「陸王」の原作は、あの「下町ロケット」の池井戸潤ですので、かなり期待はしていましたが、あの時のテイストが色濃く残っており、財前こと吉川晃司がいまにも出てきそうなほど、似た感触が画面から感じられます。

作家という職業は、当たれば当たったでその路線を維持すべきなのか、別の路線にも手を染めて行くべきなのか悩むのでしょうが、乗っている時の作家は果たしてどのようなビジョンを描きながら作品作りをしているのか、とても興味深いものが有ります。

今回の作品は、老舗の足袋屋とランニングを絡ませたユニークな視点が秀逸ですが、少しでも小説家を目指しながら挫折した人たちから見たら、売れている作家というのはやはり異次元の住人なのでしょう。
ただ、いえることは、自分でものした作品は、果たしてテレビや映画の原作になりうるだろうかと自問自答すれば、おのずと力量が分かろうというものです。

自分も数回ですが、何百枚単位の小説を書きました。
もちろん、駄作でしたが、それだけの長いものを完成させたことによって、自分の中にそれなりの自信が付きました。有る程度の題材さえ与えられれば、規定枚数内で文章をまとめることが、かなり以前よりは上手になったと思います。
こういった体験を通して、このドラマを見ることができるのは、より深く理解することにもつながります。

陸王の劇中で出てくる茂木裕人は足の故障を持つランナーを、今ブレーク中の竹内涼真が演じていますが、役作り前と後ではその体形が大きく変化しています。役に徹するために走ることを身をもって体験して、体を鍛えた甲斐が有って、ウソっぽくない走りができています。

本物志向の作品は、それだけで好感度大です。視聴率は上がって行くでしょうが、そんなことは関係なしに良い作品に仕上がってきています。

みんなで、応援しましょう。それだけの価値を感じるドラマです。

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