セイ・ヤング 落合恵子

深夜放送が注目を浴びていた頃のアナウンサーに、落合恵子がいます。
彼女は才気煥発な女性でしたが、放送ではあまりそういったカラーは出さず、身近にいる風を装っていました。
しかし、リクエスト曲の紹介になると、割と恰好をつけて発音するのがいつもの癖でした。

この頃、「う~~ん。マンダム」とやって一世を風靡した曲が有りました。
化粧品のコマーシャル曲に使われ、チャールズ・ブロンソンの男くささを前面に押し出したこの化粧品群は大ヒットしました。
そのおかげで、会社名まで変えてしまったのは有名すぎる話です。
覚えていらっしゃいますか、丹頂チック!
株式会社丹頂は株式会社マンダムに社名を変えてしまったのです。
マンダムとは英語で、「男の世界」を指す単語ですから、コマーシャルにこの曲を使ったのは、極めて自然な成り行きでした。

それが、ジェリー・ウォレス  男の世界 です。

同時期に、トランペットをフィーチャーして、有名になったのが チェイス 黒い炎 です。
こちらは、まだ「ホーンセクション」なる言葉が珍しかった時代に、大胆な編曲でやはり大ヒットした曲です。

そして、ここに落合恵子が絡んできます。
セイヤングでの曲紹介時の格好良いアナウンスは、今でもしっかりと覚えています。

特に、アーティスト名を言ってから、ほんの少しの間をおくのですが、その「間」が絶妙でしたね。
ただ、後にも先にも、この2曲以外に印象に残っていないのが不思議です。

この時代のディスクジョッキーは、おしなべてイントロが流れ切る寸前まで音声をかぶせておき、歌唱は入ると同時にカフを下ろすという技を一様にしていました。
ちなみに、カフというのは、DJブースに供えられたマイクのスイッチの様なもので、飛行機のエンジンのコントロールレバーのような形をしています。

ディスクジョッキーの名人技は、イントロ終了ぎりぎりまでしゃべり、歌唱に入ったときにはしゃべり終わっていること。この技は、油の乗ったアナウンサーでしかできないもの。
落合恵子は、この面でも出色でしたね。

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