エクセルのクラッシュ -2

エクセルのクラッシュ では、皆さん本当に困っているようで、今日一日だけで何人かから電話やメールで問い合わせが有りました。その内容は、皆一様に「本当に困っています。」

で、抜本的な解決策はメーカーの責任で考えてもらうとして、どのOSとどのエクセルのバージョンなら発生しないかという、少し後ろ向きではありますが、問題なく動作する条件を検証すれば、当面は実務に支障をきたすような事態に遭遇することが激減するわけです。

過去の経験から照らし合わせてみると、WINDOWS7とエクセル2010までは、ほとんど発生していないことが分かりました。その先の、WINDOWS8になってしまうと頻繁にクラッシュしているようです。
どうもWINDOWS8以降のOSには、決定的なバグが潜んでいて、何かの条件にヒットすると、エクセルに悪さをしているように考えられる節が有ります。

プログラムというのは、単純な論理思考の組み合わせで最初は作られていました。しかし、同時並行的に様々な要素を処理するとなると、時系列を整えて処理をすべきところに、インタラプトと言っていわゆる割り込み行為を許す仕掛けが潜ませてあります。
この割り込み行為を監視して、元の仕事に悪影響を与えないように整理する役目をOSは担っていることになっていますが、現在のようにプログラムが肥大化しきっている状態では、一人のプログラマーの手には負えなくなってしまった結果、複数のチームに分かれて部分部分ごとに開発していき、インターフェース部分はスーパーバイザーが整合性を取る形になっています。

このスーパーバイザーの能力如何で、プログラムは良くも悪くもなります。

一つの例を出しましょう。
IBMの開発ソフトに[RPG」と呼ばれるものが有ります。
これは、報告書を作成する目的で開発されたものが、成長して一般の現場にも適用できるように改良されたものです。
このプログラムで開発した場合、機械語に翻訳する際に、決定的なプログラムミス部分には「T」、無ければよいが有っても支障のないミスについては「W」のマーク付きで、指摘されます。

「T」はあってはならないし、「W」もできればない方がよいので、開発する現場では、この表示を「0」にしようと努力します。しかし、「T」を全部取り除き、最後の「W」を取り除こうとすると、却ってエラーがどっさり出てくるということを、しばしば開発者は経験します。
これは、誤ったプログラミングそのものが誤った部分をマスクしている状態なのです。

このようなことは、どこの開発現場でも発生しています。
一番高いカンマという逸話があります。
これは、アメリカがICBM用に開発している打ち上げロケットが、打ち上げに失敗した時の話です。
無事に打ち上げられたはずのロケットが、何の故障もないのに自爆してしまったことがありました。
原因は、プログラムの中に入っていた「、」が「,」であるはずであったことがわかりました。
この間違いの結果、すべてがどのように動作しても、或る高度に達すると自爆するようになっていたのだそうです。聞きかじった話ですので、細かい部分は正確ではないかもしれませんが、話の大筋はこのようになっていたようです。

エクセルは、なんでもできるように機能がどんどんと付け加えられてきました。
その結果、どこかに潜んでいる誤ったコードが、悪さをしているのだと類推できます。
ここは、多少古くても、WINDOWS7とエクセル2010の組み合わせで仕事をする方が、結果的には良いようです。
マイクロソフトでも、原因を特定できないでいるのですから、解決は遠い先のことでしょう。

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