憧れ-2

http://15313573.at.webry.info/201704/article_18.html の続きです。
復習し続けないと、以前に覚えたはずの曲を、全く弾けなくなって愕然とした話より、さかのぼります。

大学の地理学の後期の授業で、担当の先生が(日本でも有名な博士だったんですが、当時は知りませんでした。)前期が終わった後、ヨーロッパを旅してきたときの話になりました。

もともと、この先生は大学の部活の一つである男声コーラス部の顧問を引き受けていたくらいでしたので、歌がとても好きでした。
この日の授業で、ひと段落した雰囲気になりました。
すると地理学の授業とはおよそ縁のないレコードプレーヤーを、教室の拡声装置に接続しました。

所詮、古い大学の音響設備ですから、良い音は期待できませんが、教室がものすごいライブ(盛大に反響する)で、聞こえてくる歌が、大反響しまくるので、雰囲気だけは抜群。
ここで、やにわに、先生が歌い出しました。

レコードの音に合わせて見事にハモっているんです。
それは、堂々たるベルカント?唱法で、たっぷりとした音量であり、しかもそのハモりぶりが普通ではないんです。
メロディを追いかけたり、上位パートと下位パートを自在に操り、5分間程度の曲でしたが、完璧に歌い切りました。

そういった、「和声」を即興でできる人を見ると、理屈でなく感動してしまいます。
普段は無関心を装う学生たちも、このときばかりは、ただ拍手しまくっていました。
それくらいインパクトがあったのです。

今となってはノスタルジーそのものですが、大学時代の憧れが「自在にハモれる能力」になってしまったきっかけでした。当然ですが、その能力は身につきませんでしたが………。

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