憧れ-1

なんとも漠然としたタイトルですが、あなたにとって、「アぁ、こんなことができる人って凄いよなあ」「どうして、あんな技術を身に付けられんたんだろう」「そんなに深い知識を若くして身に付けているなんて普通じゃ考えられないよ」と、羨望の対象となること、それがここで言う「憧れ」です。

私にとっての憧れは、それこそどっさりとありますが、一番はピアノ、次に飛行機のパイロット、次に絶対音感と和声を自在に歌える能力です。
もちろん、高望みすればまだまだ憧れの対象はあるのですが、こどもの頃から常に頭に有りながら、到達できなかったことに対しての憧れは、まだどこかで実現できたらの一縷の望みを持っているのが、この三つです。

ピアノに似たものとしてエレクトーンがありますね。このエレクトーンてやつは、ある時期、常に「やりたい」と思いながら、経済的な制約と家庭の環境の二つの大きな障害を克服できないでいました。
しかし、20代の後半になって、やっとなんとか鍵盤楽器を弾ける環境を手に入れられたのでに、早速勤め先至近のレッスン場に通うことになりました。

かなりの情熱を以てレッスン場に通い詰め、一曲また一曲とレパートリーを増やしていきました。
毎日、家ではやっと購入した中級モデルながらエレクトーンの最新モデルを練習していました。
このころはまだ独身でしたので、夜中でもヘッドホンで練習できる電子楽器のおかげで、かなり遅い時間まで練習するのが常でした。

そして、こどもたちのピアノ発表会よろしく、大人たちのためのエレクトーン発表会にも何度も参加していました。
しかし、或る時、大きな大会(シニアにとってのですが…)に出る準備のため、今までは毎日習った曲を全曲弾いてから、新しい曲の練習というパターンであったものを、それでは発表会に間に合わないので、発表会用の曲ばかり練習するパターンに変えました。

猛練習の甲斐あって、その発表会はまぁそつなくできたのですが、その後新たに練習を始めたときに、自分にとって悪夢が待っていました。なんと、あれだけ毎日のように、習った曲を全曲おさらいしていたのを、一カ月止めていただけで、頭に何も残っていないのです。
次から次へ、持っている楽譜をめくって弾こうとしますが、引くことはできても、突っかかり突っかかりの連続で、曲の体をなさないのです。

愕然というと大げさに聞こえるでしょうが、その時受けた衝撃は、かなりなものでした。
そのため、レッスンに通わなくなってしまったのです。

この項、続く。

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