宅配業界のターンニングポイント-2

先日のテレ東の番組で、ヤマト運輸の宅配担当ドライバーだった方が、過重労働の実態を明らかにしていましたが、サービス残業が常態化している生データを見ると、これはただ事ではないと実感できます。
当然体は疲れたままでしょうし、安全運転への取り組み啓蒙CMがあだ花のように見えてきてしまいます。

ライバルを抜き去って他を圧倒する存在になることは、どこの企業でも夢となっています。
宅配業界は、自分の打ちだす戦術が、ことごとく自分の首を絞めるものであった歴史を持っています。
その最たるものが、時間帯配達サービスでしょう。

前回の記事では、その一端を書きましたが、再配達サービスも大変な無駄を生む要因です。
そこへ、新たな要因が加わりました。
それが「ひきこもり者への配送」です。これは本当に手間がかかるのです。

荷物を持って玄関で「ピンポ~ン」、「ハイご苦労様」が通用しません。
何しろ、呼び鈴にもインターフォンにも応答しないのです。やむなく、不在時に配達をしましたよと連絡メモを入れます。すると、すぐさま電話がかかってきます。「家にいるから、すぐに来てくれ。」
しかし、インターフォンにはまた答えません。「宅配で~す。○△さん、……」ドンドンドンドン戸を叩いてもでてきません。

これでは、一向に埒が明きません。
でも、こうしたひきこもりは、各エリアに必ずいるそうです。
結局こうしたケースは、数回の無駄足の末に、家の前から電話して宅配業者であることを目視で確認してからやっと出てくる形に収まったと聞きました。

ほかにも耳の遠い老人世帯、耳は聞こえても返事してからいい加減待たされる足腰の弱った家庭、そして、車の入れない狭隘な石段の上や下の家庭など、宅配業者には様々なハードルがあるのです。それを、毎日クリアーしていかなければ、荷物はさばききれません。

先の下請け宅配業者は、荷物一個配送ごとに150円を受け取ると番組では言っていましたが、実際はそんな高い相場はホントにきわめて一部のドライバーだけです。しかも、不在であれば、何回行ってもそれはお金にはなりません。これも、業界全体の疲弊を招く要因です。

何か画期的な配送システムが考案されない限り、この事態は当分収まらないでしょうし、宅配ドライバーの減少に歯止めが利かなくなることも、目に見えるようです。

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この記事へのコメント

Darren
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