SNSは諸刃の剣

両辺に刃のついた剣は、相手を切ろうとして振り上げると、自分をも傷つける恐れのあること…デジタル大辞泉にこうのっているのが、「諸刃の剣(もろはのつるぎ)」という言葉です。

今年4月の熊本大地震の際に、ツイッターでデマを流した男が逮捕されて4カ月たち、今日(27日)のCX系のMr.サンデーの取材にこの男が応じていましたが、SNSでこのデマが燎原之火のごとく広まっていく様を追跡していましたが、これに輪をかけたのがLINEでした。
さらには、避難場所での口コミが、拡散に拍車をかけました。

番組では、この男の地震直後からのツィートについても報じていましたが、結局は何にも中身のないやり取りをしているうちに、本人がだんだん興奮してきてしまい、悪ふざけでネットで見つけたライオンの映画ロケの写真に、地震のせいで動物園からライオンが逃げ、街中で見かけてかのような内容に仕立て上げてツィートしたのが、ことの発端だと報じていました。

最大の責任はデマを流した男であることは言を待ちませんが、今のSNSにはチェック機能が全くありません。あのWikipediaでさえ間違いがありますが、それでも、Wikipediaのスタッフは地道にチェックを続けおり、間違いの修正や情報の出典についての記述が曖昧だと、それを記事中に掲載して警告し続けています。

ツイッターは、放送局と同位置にいますので、内容については当然正当なものでしか流してはおけないと思うのですが、実情はあまりに内容のないやり取りや、ただつながっていたいだけの単なる記号のやり取りツールの意味しか持っていません。LINEもまたしかりです。

LINEは個人対個人の面が強いのですが、複数人への一斉送信もできる仕組みを持っています。
個人的な意見ですが、1対1の場合は内容チェックに介入することは許されるものではありませんが、一斉送信となると、これはブロードキャスト=放送と同意の行動にほかなりませんので、この場合は検閲対象としてもよいと思うのです。

なぜなら、責任の所在をはっきりさせることは可能ではありますが、発信源を特定する前に激しく拡散してしまった情報によって、大事件が引き起こされることも今は容易な時代になってしまっているからです。
SNSは便利なツールであるがゆえに、人類を滅ぼすだけの陰のパワーの源にもなりえるのです。

早急に、法治的な関与の仕方を練るべき時が来ていると思います。
少なくとも、モラルを持たない人種がこれだけ存在するうちは………。

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