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zoom RSS ニッサン驚異の新技術VC-T

<<   作成日時 : 2016/10/02 02:04   >>

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パリ・モーターショー2016で、日産が発表した量産型では初となる可変圧縮型ターボエンジン技術である「VC−T」が、自動車業界を震撼させています。

何が凄いって、エンジンは基本的には圧縮比は固定されて、変更してみようがないので、その基本設計における圧縮比を決定する道のりは非常に険しいものがあります。
なぜなら、圧縮比を高く設定した場合のメリットと低めに設定したメリットが全く相反するために、その中庸を見出すのが技術者の経験則によるところ大なのです。

圧縮比を8:1くらいにすると、エンジンの動力性能は高くなりますが、環境への配慮は厳しくなります。
逆に圧縮比を14:1くらいまで高めると、環境性能は良くなりますが、異常燃焼が発生しやすくなり、エンジンの破壊の危険性が高まります。

ニッサンの新技術VC−Tは、条件の変化に応じてこの圧縮比を変化可能なようにしたものです。
まさに、エンジンの歴史にエポックメイキングな話題となるものです。
過去のエンジン関係の技術はいろいろありました。
ターボ、DOHC、4バルブ、可変バルブタイミング、直噴などなど。でもこれらはみんな、エンジンのヘッド部分のみの改良の範囲にとどまっていました。

VC−Tはそれを打ち破って、クランクケースそのものの構造から見直すことで実現できたと技術系に強いサイトでは解説しています。それがどんなに難しいものであったかと言えば、ニッサンがこの構想をぶち上げたのが11年前なんですね。量産型発表に漕ぎ着けるのがいかに困難であったかを物語る数字です。
他に、いろいろなメーカーがこの技術に挑戦してきており、多くのアイデアが出されてはいましたが、実用化したとのニュースは今まで流れてきていません。

やはり技術力が高く、開発資金が投入できる体力を持った自動車メーカーでないと、多額の開発費用と長年にわたる開発期間の負担に耐えることはできません。
現在、マツダが先行して様に見えるトルクベクタリング技術では、ホンダもすぐに追随しましたが、こと、このVC−Tはお手軽には真似のできない技術のようです。

何しろ、2リッターエンジンで、最高出力は270ps、最大トルクは39.8kgmを発揮し、且つ、燃費はスカイラインクロスオーバーのような大きく重い車でも20.0Km/Lを叩きだすというのですから、ハイブリッドもかくやと思わせる高性能ぶりです。2018年の発売が待ちきれません。

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