イギリスのEU離脱

イギリスの国民投票の結果、EU離脱が決定してしまいました。
もともと無理があったEUにとって、一気に世界の経済が変化す
ることは間違いないであろうと予測されています。しかも、キャメ
ロン首相は、「私はこの国のリーダーにふさわしくない」と宣言し
て、10月には辞めることを表明しました。ここいら辺の決断の早
さは、見事なほどです。

もともとはギリシャの加入から揺れ動いていたEUでしたが、タリ
バンやISによる凶悪なテロの犠牲になった難民の扱いをめぐる
国と国との綱引きに、さらに複雑な要因を加えてしまいました。
国それぞれに財政状況は異なりますから、難民を受け入れられ
ない国と、受け入れきれない国と、まあ受け入れてもという国と、
任せなさいという国混在しています。

やはり、国力のあるドイツの存在が、今回の離脱問題でも、大き
なものになっていました。また、大陸から地続きなヨーロッパとい
う環境を考えても、イギリスだけは狭いとは言いながらもドーバ
ー海峡が厳然として存在していますから、離脱上の大きな争点
の一つになってきます。

もともと、二大強国であったアメリカと当時のソ連に対抗するた
めには、お互いの利害関係には目をつむってでも、大きな共同
体を作り上げて対抗していかなければ、欧州諸国は生き残れな
いだろうとの思惑から発展してきた発想が、ECの流れをくむEU
だったのです。この源流を思えば、やはり無理な統合は……との
意見も出るでしょうが、その時はその時の最上の解決策だった
はずです、

そこに出てきた極めて大量の難民の発生が、EUの構想のはな
かった大きな変動要因となって、各国の経済を脅かし始めたの
が、ここに至った大きな原因です。

しかし、今回の国民投票の結果を受けて、瞬間的ではあっても、
円高が劇的に進み、100円の大台を突破してしまいました。株
価は当分の間思惑先行の投機売り買いで、とても素人は手が出
せないでしょう。混沌の時代が始まったと言い切れるほどの状況
ではありませんが、あまりぶれて欲しくないというのが一般庶民の
偽らざる気持ちです

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