Mr.Children "STADIUM TOUR 2015 未完 その四

今回のコンサートで出色だったのは、今では定番となった大画
面モニターの使い方です。技術に走りがちなスタッフが暴走する
と、いくつもの小画面を複数使用して一枚の画面にするケース
が以前は非常に多かったのですが、今回は素直に繋ぎ目の見
えない一枚の大画面に素直に映像を流す方式であったので、
とても見やすくすっきりと感じられました。

もう一つ、出来の良かったギミックとして、WING CAMが有り
ます。これは、会場上空に吊ったワイヤー上を移動できる装置
に、カメラを乗せて俯瞰撮影可能なシステムです。機種にもより
ますが、時速40Km程度の速度で移動することが可能で、被写
体を自動追尾する機能を持っていますから、高速でカメラを移動
させながら、メインボーカルを撮影し続けるなんて言う芸当を、い
とも簡単やってのける優れものです。
今回のセッティングでは、5方向に張り巡らした軌道用ワイヤー
に沿って、誠に華麗にそして静かに移動するWING CAMが大
活躍しました。ただ、その映像のパンチインがセンタースクリーン
には提供されなかったのが、少し物足りませんでした。

照明に関して言えば、高輝度LEDランプによる演出が煌びや
かでしたが、あまりの輝度の高さに、客席に向けたランプが点灯
すると、眩しすぎてステージが見えない状況になってしまいまし
た。これについては大いに不満で、光軸を調整して客席に対す
る配慮を加えつつ、ライティング技術を発展させていってほしい
と思いましたね。
客席を照らすのであれば、トップライトに近い位置を確保すべき
であり、ローハイトでの設置は客に足して失礼だという思いを念
頭に置いていただきたいものです。
これなどは、演出家のイメージが貧困である典型と言えます。

続く

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