ブランド商売の危機

日本のデパートの売り場模様を一変させたのは、ブランドと言う
訳の分からない怪物の力に依ります。グッチ・プラダといった超
有名ブランドは良いのですが、ただカタカナの冠を着せた似非
(エセ)ブランドも、あたかも、貫禄の老舗であるかのような顔で
、デパートに進出してきました。

そして、或る時から、デパート側も、単純に売り場をブランドに
「貸す」ことで、利益を享受するという甘い考えに吸い取られて
しまった時期が有りました。知らない「ブラン」が幅を利かせて
しまい、お品よく少量の商品を、ただ、麗々しく並べるパターン
が大流行となってしまいました。

そんため、欲しいような商品を多量の商品群から見つけ出す
行為そのもが出来なくなってしまったのです。衣料品売り上げ
の長期低落傾向が始まった年イコールブランショップに鞍替
えした年なんですね。名も無きカタカナショップを「ブランド」と
言ってしまったがために、商品のpチョイスが出来なくなっただ
けでなく、売り場を細かく区切って店賃を取ることだけに腐心
してしまったデパート経営は、行き詰ってしまったのです。

そのため、安売り系そこそこ品質のチェーン店は幅を利かし
始め、遂には銀座にまで安物商品群販売のお店が並ぶよう
になり、銀座そのものの雰囲気が変わってしまいましたね。
価格破壊を狙うのは結構とばかり言いきれません。何故な
ら、安物はどうしても何シーズンも着用しようなんて考えを持
つ方が少ないので、結局あまり着ないで「安いんだから捨て
たっていいじゃん。」とばかりに、またぞろ安い商品を買いあ
さります。

これは、地球温暖化の直接の原因となる二酸化炭素の排出
量を増やす行為にほかなりません。少し高いけれども、長く大
事に使うことを親が教えなければならいことを自覚して欲しい
と思いますね。

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