AAD ADD DDD

先週、或る事務所の一室、ミーティングが始まるまでのわずかな
時間、何気なく室内を見回したら、あるCDに目が留まりました。
そこには、「AAD」の表記が有りました。

この表記こそ、アナログ時代からデジタル時代に移行する時期に
だけ存在意義を持っていたものなのです。

音楽が奏でられ、それを録音したものからCDが作られます。
CD登場前の録音では、アナログ録音が主流でした。
そしてマルチトラックで録音したものを、ミックスしながらトラックダ
ウンして、2CHにする過程もアナログでした。
当然、書き込むメディアとしてのレコード盤も、アナログでした。
すべての過程で、アナログであったものに、CDが新風を吹き込み
ました。

デジタルですね。
CDの黎明期、デジタル録音したタイトルなど、ほとんど存在しませ
んでしたから、手持ちの音源を急遽デジタル処理して、新譜の発
行を急いだのです。
録音はアナログ、トラックダウンもアナログ、書き込みがデジタル
頭文字を取って、AAD。
録音はアナログ、トラックダウン時にはデジタルで再処理し、CD作
成したものは、ADD。
録音時からデジタルで、トラックダウンもデジタル、CDを作成となれ
ば、DDD。

CDには、こんな歴史的背景があって、3つの規格が混在したのでし
た。こういった移行期には、いろいろな力関係が存在するものですか
ら、AADは流石にあまり積極的に作られませんでしたが、DDDは機
材が普及していなことも相まって、結果、ADDがかなりの期間蔓延っ
たように記憶しています。

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