相鉄特急運用開始…しかし

4月27日に、相鉄のダイヤが改正されましたが、この改正で特急が
新設されました。ところが、大手とは言いながら、中小私鉄とさほど
代わり映えしない規模の運用の会社の弱点なのか、或はただの準
備不足なのか定かではありませんが、電車の戸口上部に設置され
ている「停車駅案内表示」の変更が間に合っていません。

「ただいま調整中…」蕎麦屋の出前ではないのですから、列車種別
の変更や、停車駅の設定については、利用する側に理解させる目的
の案内表示が間に合わない現実を、会社はどうとらえているのでしょ
うか。
利用客は二の次で、…の考えが透けて見えるようなお粗末さですね。

電車のように公共性が高く、しかも、大都市間連絡を行う路線では、
日常のように利用する客ばかりではなく、たまたま今日だけ利用する
客も多く存在します。
その方々にとって、駅や電車内の行先」表示や路線表示は、心強い
味方になってくれる重要な役割を担っています。
ですから、今回のような大きな種別変更が行われた時は、変更と同
時に表示も変わっていることが必須です。

にも拘らず、5月中旬になっても、全く旧表示のままの電車ばかり見ま
す。ただいま調整中の紙を貼るくらいなら、路線図を印刷した紙を貼っ
たらどうなのでしょうか。

WIKIPEDIAの「相鉄特急」の項目によれば、以前から特急の計画は
存在しており、何と2009年の読売新聞に、その計画が掲載されたの
だそうです。
それならばなおのこと、いざ特急が実現するとなったのなら、周到な準
備が成されているべきであり、完全に利用客目線を失っていると思わ
ざるを得ません。

そして、無理なダイヤ編成をしていると思えるのが、到達時分の短縮を
謳っているの反して、乗り継ぎ時分の改善は行われず、列車種別の
変更のために、むしろ乗車時分の延長になっている点が、今度のダイ
ヤ改正を、「ダイヤ改悪」にしてしまっています。

今後計画されている横浜を通らない線(仮称:東部方面線)の新設なった
暁には、相鉄が手塩にかけて開発してきた横浜駅商店街へのアクセスが
減少する見込みであることへの布石として、到達時分に魅力を持たせた
特急の運用開始なのでしょうけれども、準備不足のために、完全に裏目
に出てしまったのですね。

今から取り組むべきことは、泥縄式でも構いませんので、とにかく印刷物
の形で、新しい列車停車駅案内表示を、早急に整備することでしょう。

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