SONY MDR-1RNC

機能美という言葉が有ります。正にこれを体現したヘッドフォンが、
SONYから発売されています。それが、SONY MDR-1RNCです。
以前にも、同社の製品で、一目ぼれして、音も聞かずに購入した
商品が有ります。

それが、今やスタジオモニターの代名詞的存在である、MDR-
CD900STの先代モデルMDR-CD900です。発売当時の価
格は、当時としては破格の25,000円でした。
2割引きでしたので、20,000円ちょうどで購入しました。

当時購入したお店の方から、新規格として発売されたばかりのDAT
を勧められたものです。
DAT、そうデジタルオーディオテープの略ですね。
コンピュータでは当たり前であったデジタル記憶ですが、オーディオの
世界では、未踏の分野でした。

システム性能としてのDATの威力は物凄く、それゆえに、コピーガード
の強化が叫ばれ、その規制があまりに厳しかったがために、DATその
ものが全く売れなかったという曰く付のジャンルです。
SCMS、シリアルコピーマネジメントシステムのコピーへの厳しさは、
異常な程で、個人が自分で録音した自分の演奏でさえ、コピーができな
いケースが殆んどであったために、普及することが全くできませんでした。

今の地上波デジタルのダビング10の思想が有ったなら、かなり普及した
であろうと思いますが、いまとなっては後の祭りですね。
これだけシリコンオーディオが普及してしまいましたから…。

技術優先のあだ花的存在として語られるだけの存在が、DATなのです。
でも、その素晴らしいスペックを、きっちりと鳴らすヘッドホンが、MDR-
CD900でした。その実力の高さは大変にハイレベルだったのです。

それ以来、実に四半世紀を経て、やっと私の琴線に触れるヘッドフォンが
誕生したことになります。
何処に惚れたか?それは間違いなく、性能を体現しているであろう卓越し
た機能美に有ります。
これだけ趣味性の高いハードルが存在する分野も無いのではないでしょう
か。

さて、この次に琴線に触れるヘッドフォンは、いつ誕生するでしょうね?


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