乗客の動向を読めていない小田急のダイヤ

題名だけで、ピンと来た人が多いと思います。そう、ダイヤ改正が、
最近にない「改悪?」だったという話です。この3月半ばに行われた
ダイヤ改正は、驚くほどの改悪!点を持っていました。

相模大野駅は、小田原線と江の島線の分岐駅ですが、18時台に
人の動きが多くても、雑踏と言うレベルにまで混雑したことはありま
せんでした。ところが、この改正では、鈍行でさえかなり混んでいる
のです。列車の本数はそれなりなのにと思っていたら、なんと、お得
意の長時間停車や、各駅停車の本数が増えているのです。

優等列車ばかりでも困りますが、生活の足としての急行が少なくなっ
ている時間帯があり、その為時間当たりの輸送人数が減少している
のです。
一番に驚いたのは、帰宅ラッシュ時間帯に、相模大野どまりの各駅
停車が存在していることです。

しかも、その後も各駅停車が続くものですから、混雑が続くことになっ
ていたのです。時間当たりの輸送人数は、会社の経営に直接に影響
するものです。
しかし、人の流れを無視したかのようなダイヤ編成は、長期的には小
田急沿線そのものから人が離れていく要因となりえます。

何かの要因で、今回のダイヤ編成が承認されたのでしょうが、少なくと
も朝の時間帯でも、同じような不便さを前よりも感じさせる今回のダイヤ
改正は、スジ屋のプロが見たら、一顧だにしない代物でしょう。

小田急は、全線ダイヤの編成をたった二人で作成しています。
人数が少ないと文句を言うのではなく、その質を何故チェックできなかっ
たのかと言うことです。

更に言うなら、今回の改正?では、江ノ島線が以前にもまして盲腸線的
扱いに堕し、乗り換えなしの列車本数が激減しています。
また、回送電車の数が相変わらず多く、しかも運行速度が営業列車より
も遅いために、踏切通過に時間がかかるなどで、路面交通の隘路をも作り
出す原因となっています。

公共交通を標榜するのなら、もう少し多面的な思考を取り入れて、自社の
利便性ばかりを追求するのではなく、地域全体としての流れを考慮する姿
勢をダイヤ編成に、活かしてほしいものです。

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