山田孝男伝説 その11

SMC(シルバ・マインド・コントロール→現:シルバ、メソッド)は、講師
の資質がどうであろうと、マニュアル通りに進めて行けば所期の目的
は達成するようになっていたはずですが、それはやはり机上の空論に
近いものが有り、実際は講師としての能力や臨機応変の対応力・広汎
な知識などの、いわば人間としての素養の部分がモロに講座の質に
反映します。

受講生の年齢の幅は、高校生から80歳代の高齢者くらいまでと広く、
理解力の違いや行動力の違いで、講座内容を飲み込む速度に極端
に差が出ます。

更には、私自身で経験したことですが、ただ単に興味本位で受講した
筈が、一番熱心に取り組んで、いつの間にか我こそはSMCの真髄を
極めたり~!なんて感じに、深く嵌ってしまう人が出てきます。
こういうタイプは、人を引っ張っていくパワーが強いので、講師が脇見
をしている隙に、勝手に周りの者に影響を与えがちです。

ところが、山田氏の場合はそこのところの目配り力が、恐ろしいほどに
きめ細かいのです。暴走しそうになっても、抑制のきいた世界に踏みと
どまらせるように指導するのですが、その時の言葉遣いに微塵も迷い
は無く、かつ、決して強要するわけでもなく、しかも、注意の対象になっ
ている本人すら、自分に向けられたメッセージではなく、一般論として
捉えて、そのうえで抑制の効いた行動に戻っていくという、誠に水際立
った見事なお手並みなのです。

言葉だけでのこの所業は、真似だけでできるものではありません。
私も模擬的に、SMCの真骨頂たるべきリモートヒーリングのカリキュラ
ム部分を講師に代わってやらせてもらったことが有りますが、受講する
立場とは全く異なる世界がそこには展開していました。

僅か30人の受講生が、バラバラの精神的な好奇心と言う槍を投げか
けてくるのは、一種格闘技的な趣まで感じました。
それほど、受講生は講師に何かを期待しているのです。
それを、毎日・毎週・毎月、殆ど途切れることなしに講座を開講し続ける
精神力は、やはり並ではありません。

続く…

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