山田孝男伝説 その13

巧みな話術で、人を惹きつけてやまない程魅力的だった山田孝男氏を、
こんなエピソードで表現してみましょう。 それは、大盛況のSMC講座の
初日に良くみられるシーンでした。SMCでは、医者で言うところの「イン
フォームドコンセント」に準ずる講座内容の詳しい説明を、事前説明会で
もおこないますが、受講開始日にも、受講に対する疑問や緊張、中には
若干の恐れを持つ者に対して、納得行くまで説明するのです。

ところが、あとで気付くことになるのですが、この説明そのものが、実はす
でに講座を開始していることになっていたのです。
つまり、豊富な実例を挙げて話すものですから、実際に講座で使用する効
果音が有るのですが、「例えばこんな感じです」と、あくまで説明の一環で
有るかのような持って行き方ですが、一定のコンセントレーションの支配下
にすでに全員が入っていますから、受講開始と言ってよい心理状態になっ
ています。

しかし、受講生はあくまでも、講座に先立つ説明のつもりですから、なんの
抵抗もなく話を聞いています。
心の準備がここで十分に出来上がっていることを意識せずに、「さあ、開始
しましょう。」と言われた時には、カリキュラムの第一セッションが終了して
いることがしばしばあったように記憶しています。

さりげない導入で、すっかり山田氏の術中に嵌った受講者は、あとはスム
ーズにかなりハードな内容の講座を、受け続けることが出来るように、心
の準備が出来上がっているというお話です。

この手法は、何の講座にでも応用が利きます。
私のPCインストラクターと言う仕事でも、この手法は見事に機能してくれま
す。これぞ、直伝です。でも、免許皆伝は貰えないかも…?

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