オーディオテクニカ創立50周年

オーディオテクニカが創立50周年だとのニュースリリースを読みました。
私が最初に購入した同社の製品は、AT34MC型カートリッジで、当時と
しては破格の値段が付いていました。しかも、MC型はヘッドアンプで昇
圧しなければなりませんので、自己投資にはちょっと高かったと記憶してい
ます。

「MC型カートリッジ」と入力していて、はっと気付きました。
この型番を見て、レコードのカートリッジと抵抗なしに分かる人は、もうかな
りの年齢になっているのでしょうね。
今の世の中、カートリッジと言う言葉そのものは、何の抵抗もなしに聞き流
すでしょうが、「レコードの…」となると、「それって、何。」と聞き返す人が増
えています。それくらいアナログのオーディオ製品は、過去のものになってし
まったのですね。

オーディオテクニカと言ったら、民生市場ではヘッドフォンのメーカーとしての
知名度がダントツです。以前はヘッドフォンは、アンサンブルタイプのステレオ
のおまけ的な地位しかありませんでした。
しかし、それでも間接音ではなく直接音が耳に飛び込んでくるその構造は、
素晴らしく新鮮で当時のもごもご言っていたスピーカー音とは一線を画す装置
として、目に写ったものです。
ちょうどその頃に同社は創業したのです。

爾来、地道に業績を上げてきた原動力として、プロ用のマイクロフォンが有りま
す。今では、ワイヤレスは電波だけではなく、赤外線タイプのワイヤレスが台頭
してきていますが、同社でもかなりの製品を市場に送り出しています。

TDKもカセットテープで名を馳せましたが、主力は素材製品です。ベースとなる
確固とした製品群を持ちながら、民生的に名を知られていない会社が多い中、
オーディオテクニカはその面でもうまく大衆に溶け込むことが出来ている会社で
す。

月に一回、新聞の朝刊一面左下に、オーディテクニカの代表的ヘッドフォンの写
真広告が掲載され続けています。こういったところに、地道な会社の一面が見て
取れます。
「ステレオフォン」とヘッドフォンを呼んでいた同社の昔を知る者にとっては、50周
年はもっと古くからの会社でなかったのかの感慨に似た感情が湧きあがってきま
した。これからも、秀逸なしかし派手過ぎない商品を手堅くリリースする会社であ
ってほしいと思います。

50周年、おめでとうございます。

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