錆び取り電車

錆び取り電車、これだけでは何のことかわかりませんよね。分かる人は、
鉄道関係者かオタクかマニアかでしょう。この言葉が一挙に知れ渡った
のは、JR化以前の国鉄時代に遡ります。「順法闘争」という新聞の見
出しが、ある時期毎日のように使われていました。

「遵法闘争」が正しい表記ですが、最近「遵守」の代わりに「順守」を
使うようになってきていて、とても違和感を感じます。
「遵」は「順」よりも、より決められたことについて、守っていく気持ちが強く
表される言葉です。念のため。

以前に「レールの錆び」の題でブログをアップしたことが有ります。
http://15313573.at.webry.info/201102/article_19.html
この時は、レールの取り換えについて書いたのですが、ここでの話題は、
この遵法闘争の時の話です。

レールは鉄でできていますから、電車が走っているうちはキラキラと輝い
ています。が、ストライキなどで電車が丸一日走らなかったりすると、たち
まち錆が浮いてきます。まして、二日もストをしたら、完璧に錆びてしまい
ます。

そうすると、一旦その錆を落とさないと、定時運転に障害が出る恐れが出
てきます。それを防ぐために、保守点検のマニュアルにはレールの状態を
確認する手段として、錆を落とすことを目的とした電車を走らせることが決
められています。
これが、錆び取り電車の役目なのです。

この遵法闘争華やかりしときには、必ずこの錆び取り電車もニュースのネタ
になったものです。
月日の移ろいを感じるこの言葉を突然思い出しましたので、こんな記事に仕
立てました。

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