マルモのおきて

視聴率がじわじわ上がってきた「マルモのおきて」も、いよいよ来週
最終回ですね。毎回、一つのテーマを丁寧に演出している姿勢が、
視聴者に受け入れられてきているのだと思います。
フジテレビとしては、珍しくじっくりタイプのドラマを放映していますが、
裏ではTBSが「総力を上げた」-仁-があるので、正直なところ、局でも
こんなに高い数字を叩き出すとは思っていなかったでしょうね。

一つには、子役の達者な演技もあるでしょうし、一つには、最初から
狙っていたダンスが世間に受け入れられたことが、ヒットの要因でし
ょう。
なんて、批評家みたいなことを言わなくても、見ていれば真剣に笑わ
せて貰えるし、お涙もしっかり頂戴させられるし、元気もあると、まさに
番組作りの王道を、しかも、ド真ん中を歩いています。

ここまで頑張ってきたのですから、後は、最終回にコケないように祈る
だけです。阿部サダヲと芦田愛菜の呼吸の良さと、鈴木福の一歩遅れ
気味なのに、何故かいい味の演技があり、比嘉愛末と世良正則の親子
感情もプラスアルファして、犬のムックの存在が少し薄い演出なのが、
勿体無いと思います。

最近定着してしまった四半期ごとに一番組のパターンは、良い番組も悪
い番組も若干の回数の差こそあれ、長寿番組ができにくい構造になって
います。「渡鬼」「相棒」などは、本当に例外中の例外です。
今回のマルモ…は、長寿とは異なる方向ですから良いとして、今後この
ようなじっくり演出タイプの質の良い番組を提供して貰いたいと思います。

最後に一言、ダンスのカットを見ていると、年齢に起因するズレや動作の
粘りなど、皆、差があり、年を取っていくことの一面を見てしまいました。
こういうところに気が付くのは、やはり年のせいですかね。

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