イントルーダー-最もうるさいジェット機

アメリカ軍の航空機の中で、一番うるさく感じるジェット機はなんで
しょうか。それは、年代物のA-6イントルーダーでしょう。絶対値で
はなく、感覚として癇に障る音の成分が、多いということなんです。

では、何故うるさいんでしょうか。
答えはターボジェットエンジンだからなんです。
えっ、ジェットエンジンて種類が有るの?って思ったあなた、有る
んですよ、それも沢山ね。

ターボジェットエンジンというのは、歴史的にもっとも初期のもので、
一般にジェットエンジンと言われる原型です。ジェットエンジンであ
りながら、排気の噴流を利用せずに、回転軸から出力を取ってきて
プロペラを回すターボシャフトエンジンや、エンジンコアの外側に大
きなファンを備えて、コアの外側に大量の比較的速度の遅い空気
の流れでエンジンを包むターボファンエンジン、一定以上の速度で
移動しないと、十分な圧縮比が得られず、高速になってから始動
可能なスクラムジェットなどがあります。

このうち、ターボファンエンジンは、大量の空気をエンジン回りに送
り込みますから、ジェット特有の高周波成分が大幅に減衰するので
低音域が強調された騒音です。現代の旅客機用のエンジンは、コア
の空気流量の5-6倍もファンで空気を流すので、大推力が比較的
簡単に手に入るようなりました。

ところが、昔のターボジェットは、本体むき出しの騒音元そのものが
直接騒音をまき散らしますから、推力の割にとてもうるさいのです。
しかもアフターバーナーなどを焚いたら、その騒音レベルはとんでもな
い数値を記録します。

自衛隊用の新しい輸送機は、プロトタイプが厚木基地でテスト飛行し
たりしていますが、大口径ターボファン双発なので、とても静かです。

今後は、ますます低騒音化が進むでしょう。

でも、究極は、重力を制御して推力を生む形式のエンジンでしょうね。
これなら、エネルギー変換効率がとても高そうですし、騒音レベルも
さほどの音量にならないと思います。
速く、開発してください、地球が壊れる前に!

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