自動車のシャーシの話

マスプロダクションの頂点に立つ自動車産業は、効率との戦いを
常に強いられています。
今や車は、コンピュータが何十何百と搭載され、センサーとの緊
密な連動の上に、製品は成り立っています。

トヨタ・日産などのフルラインメーカーになると、多くの車種を展開
しなければ、複数の販売移転チャネルを維持・発展させることは
できません。

かと言って、むやみに車種を増やせば、開発費の負担が重くのし
かかってきます。

自動車は大雑把に言えば、、シャーシとエンジンと車室でできて
います。今日の話題は、骨格となるシャーシについてです。

軽自動車は別格として、例えば日産のマーチクラスのシャーシは、
フロントの強化策を施して、新型車であるジュークに使用されてい
ます。このシャーシは、次期デュアリスにも採用されるのだそうで
す。

排気量・サイズを考えると、共通で使用するのには無理があると
思えるほどの差がありますが、それを使い切ることによって、少い
投資で大きな利益を得ることが可能になります。

今一つのメーカーで、十に満たない数のシャシーしか持っていませ
ん。それらを使いまわして、車種を増やしています。
トヨタは兄弟車を増やすのが上手い会社ですが、例えば、商用車
のベストセラーであったトヨエースから、ライトエース・ミニエース・
タウンエースをシリーズ化しました。更には、ハイエースなどもその
系譜に収まります。

そのタウンエースのサブネームとして、ノアが生まれました。
そのノアのサブネームとしてヴォクシーが生まれました。
今では、それぞれ独立した車種として存在しています。

同じように、今は亡きコロナからコロナマークⅡが誕生し、マークⅡ
が独立した車種となり、兄弟車としてチェイサー・クレスタが生まれ、
ハイソカーというわけのわからないジャンルを作り上げてしまいまし
た。

これらはすべて、同じシャーシを使用していました。
しかし、それぞれ少しづつ性格を変えて、兄弟車の月販が3万台に
迫るときもあったのですから、当時のクルマ熱は凄かったのですね。

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