つづれ折りの坂道から

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zoom RSS 山田孝男伝説 その30

<<   作成日時 : 2017/08/27 00:02   >>

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弥山山頂での瞑想講座が始まりました。
http://15313573.at.webry.info/201708/article_26.html の続き

山頂という開放的な空間では、山田氏のようなハスキーな声は届きにくいだろうと思って、私はかなり近い所に陣取っていたのですが、それは杞憂でした。
この講座での声は違っていたのです。もし録音していた人がいたらその時の声を聞き比べてくださいと言えるような声の違いではないんです。

声が沁み込んでくると言えば、感じがつかめるでしょうか。
一番遠くにいた人でも、何の苦もなく普通の声のボリュームで声が届いていたのです。
何が起きていたかは、もうお気づきですよね。

役行者にまつわる話が続いています。
そして、「さぁ、今から数を数えます。」いよいよ瞑想に入り込む時間となりました。
[3,2,1]
と、瞬時に私は異空間に放り出されました。
そして、目の前に先程の話に出てきていた役行者が、背を向けて立っていたのです。

やにはに、彼は振り向きました。
手に携えていた弓を持ちあげ、背中の矢筒から矢を取りだし、弓に番えました。
そして、口元がふっと緩んだ直後、矢は私に向けられました。
その時、雲間から強烈な太陽が行者の凄みのある顔を横から照らしだしたのです。

私には、身構えるしか術が有りません。
今は、瞑想の中の世界だという意識はすっかり無くなり、現実と向き合わなければならないと強く感じたまま、身動きができませんでした。
そして、矢は放たれました。

矢は、寸分の狂いもなく、私の胸に命中しました。
予期していたような激しい痛みや衝撃は全く感じられず、その代わり、胸襟が解放され、そこから澄み切った紫と緑の光線が、あたり一面に照射されました。
物凄い光景ではなく、誠に穏やかでありながら、圧倒的な精神力が解放された濃密な空間が、そこにはありました。

あまりの展開に、ひたすら畏怖に満ちた空間を、長時間放心の体でさまよっていました。

続く

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